なぜなぜ分析を活用した経営改善コンサルティングと社内研修
「なぜなぜ分析」を活用した
経営改善コンサルティングや社内研修等を随時承っております。
特に、当社の「なぜなぜ分析」研修は、実施する企業で実際に起きた事例を演習の題材として使うのが特徴で、様々な業種(製造業、建築・土木業、運輸業、情報システム業など各種サービス業など)において実践を積んできた講師だからこそ成しえるプログラムになっております。
研修が終わっても、仕上げた分析をもとに、参加者が引き続いて分析したり、参考にしたりと、多くのメリットをご享受いただくことができます。
また、研修をきっかけとして、会社内・部署内の多くの課題の摘出や仕組みの改善、経営基盤の見直しに入っていくことが可能になります。
研修プログラムは基本的には2種類あります。講義と演習を行う「基本編」と、実際に実施していただいた事例について徹底的に見直していく「実践編」です。それぞれのご要望や内容の濃淡で、1日、1.5日、2日と設定することができます。
貴社のご要望に基づいてアレンジしたプログラムをご提供できますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。
> 基本プログラム例
2020年度の言葉
失敗の原因追究に管理職も入って、自ら改善策を出す |
皆さんは、失敗を当事者だけに関わる問題で済ましてはいないだろうか。
失敗に至ったいきさつをはっきりさせて、なぜ失敗が発生したのか掘り下げていくと、ほとんどの失敗は当事者の関わる問題だけでなく、業務全体あるいは管理職の関わる問題もあることに気づく。
失敗というのは、会社や職場の脆弱な部分が、たまたま形になって表れてきたに過ぎない。
優れた管理職ほど、部下の失敗を見て、自らが関わる問題にも気づき、すみやかに改めていく。
管理職が自ら関わる問題に気づかず、失敗した当事者や関係者を攻めるのは論外である。
次回失敗しないためにはどうしたらよいか、管理職と当事者が一体になって、全員分の改善策を出すつもりで原因追究を進めることが大切だ。
コロナ禍により新たな取り組みが始まった職場や企業も少なくない。新たな取り組みの中での失敗であればなおさら、失敗の当事者と管理職が一緒に考えていく。
いち早く業務全体を変えていけるかどうかが、企業の生き残りの成否のカギを握ることはいうまでもない。
2020年8月12日 小倉 仁志