「なぜなぜ分析」ワンポイントレッスン(日経BP社運営サイトITPRO)
日経BP社運営のサイト「ITpro」にて「なぜなぜ分析」の記事(小倉仁志著)が掲載されました。
なぜなぜ分析を進めていく上で、超基本的な話ばかりです。これから「なぜなぜ分析」を取り組もうと思っている方はもちろんのこと、すでに取り組まれている方も今までのなぜなぜ分析を見直すために、お読みいただければ幸いです。
記事の内容は、以下のタイトル下のURLをクリックしてご覧頂けます。
2014年7月1日
「なくなってしまった」と「ない」の違いは大きい
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140609/562567/
2014年6月24日
「見逃し」の意味が分かっていますか?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140609/562566/?k2
2014年6月17日
「○○不足」と会話に出てきたら要注意
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140609/562563/?k2
2014年6月10日
「4M+1E」の切り口で要因を分析
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140522/558583/?k2
2014年6月3日
前提条件をリストアップしよう
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140522/558570/?k2
2014年5月27日
設備の分析、事前にパラメータ整理を
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140521/558292/?k2
2014年5月15日
要因漏れをなくすにはどうすればよいのか?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140514/556573/?k2
2014年4月22日
ヒューマンエラーを見つけるための”小技”とは?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140415/550790/?k2
2014年4月15日
動詞に着目、「詰まる」「切れる」「止まる」を絵にしてみる
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140326/546224/?k2
2014年4月8日
物事の「つながり」を無視したなぜなぜ分析は失格
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140326/546222/?r_selfup
2014年4月1日掲載
新たな切り口を探す時は「どうする分析」を使ってみる
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140306/541605/
2014年3月25日掲載
ヒューマンエラーは「○○間違い」に注目、人の心理状態は別問題
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140306/541604/
2014年3月18日掲載
現象の表現では「総称」を使わない、見たままを言葉にしてみる
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140306/541603/?top_tl1
2014年3月11日掲載
「~が悪い」の表現はなぜなぜ分析では禁句、連発する人には「何が悪いのか」を問い直す
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140212/536256/?r_selfup
2014年3月4日掲載
ベテランほど物事を簡略化して表現しがち、正しいなぜなぜ分析を阻害する
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140212/536255/?k2
2014年2月25日掲載
問題がどの「時点」で発生したのか、時間を細切れに分けて考えることを怠るな
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140212/536254/?k2
2014年2月18日掲載
複数の人や組織が絡むトラブルは「指示」「判断」「入手情報」「伝達手段」の4つを確認
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140127/532566/?k2
2014年2月10日掲載
本来の仕事のやり方で実施されていない事象を見逃すな、「そうしてしまった理由」がある
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140127/532565/?k2
2014年2月4日掲載
なぜなぜ分析を通して、ベテランから若手に技能伝承
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140107/528243/?ST=selfup&P=1
2014年1月28日掲載
なぜなぜ分析のうっかりミス、2つ以上の意味や事象を想像できる表現はダメ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140107/528242/?k2
2014年1月21日掲載
ヒューマンエラーの代表格「入力間違い」における、なぜの展開の定石
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140106/528066/?k2
2014年1月14日掲載
探偵の虫眼鏡はやっぱり大事、物事のつながりを“拡大”して「なぜ」を展開する
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140106/528065/?mle
2014年1月7日掲載
なぜなぜ分析での「現象」の記述では推論を書いてはいけない
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131211/524126/?k2
2013年12月27日掲載 (執筆: 川又 英紀氏/日経BP社)
【冬休みスペシャル】 今年の「なぜ」は今年のうちに、年末の10分で解決!なぜなぜ分析
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131222/526442/
2013年12月17日掲載
社内で「なぜなぜ分析コンテスト」を実施する場合の評価点は10項目
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131127/520966/?k2
2013年12月10日掲載
なぜなぜ分析では具体的な文を書く、「設定が不明確」といった表現では状態が正しく伝わらず
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131127/520965/?k2
2013年12月3日掲載
問題発生部位に丸を描き、そこだけに焦点を絞って最初の「なぜ1」を考える
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131111/517203/?k2
2013年11月26日掲載
なぜなぜ分析をした後の横展開、「自分たちの現場とほかとは違う」と思わないこと
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131111/517202/?k2
2013年11月19日掲載
ヒューマンエラーのなぜなぜ分析は「本人」と「管理者」の問題に分ける、ただし責任追及はするな
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131108/516882/?ST=selfup&P=1
2013年11月15日掲載
前提条件を確認し、問題を“小さく”してから「なぜ」を出す
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131105/515846/?r_selfup
2013年11月12日掲載
「~にもかかわらず、~してしまった」の表現で、適切な方向に「なぜ」を向ける
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131105/515845/?k2
2013年11月8日掲載
クレームは「(原因を)作った」「見逃した」「広げた」の3つでなぜなぜ分析
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131030/514882/?k2
2013年11月5日掲載
言い訳の「なぜ」は書かない、主語を抜かさない癖をつける
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131029/514450/
2013年11月1日掲載
なぜなぜ分析では「主語」をしっかり書く、「誰」が不明確だと次のなぜが曖昧に
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131028/514263/?k2
2020年度の言葉
失敗の原因追究に管理職も入って、自ら改善策を出す |
皆さんは、失敗を当事者だけに関わる問題で済ましてはいないだろうか。
失敗に至ったいきさつをはっきりさせて、なぜ失敗が発生したのか掘り下げていくと、ほとんどの失敗は当事者の関わる問題だけでなく、業務全体あるいは管理職の関わる問題もあることに気づく。
失敗というのは、会社や職場の脆弱な部分が、たまたま形になって表れてきたに過ぎない。
優れた管理職ほど、部下の失敗を見て、自らが関わる問題にも気づき、すみやかに改めていく。
管理職が自ら関わる問題に気づかず、失敗した当事者や関係者を攻めるのは論外である。
次回失敗しないためにはどうしたらよいか、管理職と当事者が一体になって、全員分の改善策を出すつもりで原因追究を進めることが大切だ。
コロナ禍により新たな取り組みが始まった職場や企業も少なくない。新たな取り組みの中での失敗であればなおさら、失敗の当事者と管理職が一緒に考えていく。
いち早く業務全体を変えていけるかどうかが、企業の生き残りの成否のカギを握ることはいうまでもない。
2020年8月12日 小倉 仁志